ナチュラル雑貨は素朴でハンドメイド感があって、良く言えばシンプルですが、ちょっと平凡すぎるかな、というものあると思います。ですが、ハンドメイド感があるということは、ほんの一手間加えるだけで簡単に自分だけのオリジナル雑貨にできてしまうということです。すでに一つの作品として完成されたデザインの雑貨に自分でアレンジを加えてしまうと、取ってつけた様な違和感が出てしまうことがありますが、ナチュラル雑貨であれば、そういったことにならないと思います。
シンプルなかごバッグだったら、中にかわいい布を縫い付けたり、持ち手の部分にハンカチやスカーフを巻き付けたりといった、たったそれだけの単純な作業で自分の部屋のイメージにあったものが簡単にできますし、木のボックスであればマスキングテープを周りに貼るだけでも随分と雰囲気を変えることができます。ナチュラル雑貨も好きだけど、全部をナチュラル雑貨で統一するのはちょっと、と思うときは、こういったちょっとしたアレンジで、ナチュラル雑貨を自分の部屋の雰囲気に合わせてしまったら良いと思います。例えば全体がモノトーンで統一された、モダンでシックな雰囲気の部屋の場合、ナチュラル雑貨の小物は浮いてしまいます。
そんな時に、部屋の雰囲気に合わせた同系色の布でその小物、例えばラタンのバスケットなら、バスケットの周りを包んでみたら良いと思いますし、木のトレーであれば、中にランチマット等をひいたりするだけで簡単にイメージを変えられます。
私は編み物が好きなので、購入してきたシンプルなランチマットやコースターにかぎ針編みのエッジングで、ちょっとした飾りをつけたりします。
今日はティーポット用のドイリーを1枚でけ、とか、明日は休日だからコースターを2~3枚追加しようかな、とか気が向いた時に好きな分だけ購入していて、少しずつ増やしていっています。違う日に違うお店からバラバラに購入したものでも、同じエッジングを施すことで統一感がでてくるところが素敵だと思っています。
最近は100円ショップで購入できるナチュラル雑貨を使って、本来の用途とは全く違う雑貨をつくるリメイクを行う人が多いようで、ネットで調べると驚くようなアイデアの作品がたくさん紹介されています。作り方まで細かく丁寧に説明されているところもあって、この発想は素敵、これなら簡単なので作ってみたい、可愛いけど使い道がないかも、これは作れないでしょう!なんていろいろ思いながら、時間を忘れてあちこちのサイトを覗いています。