初心者でもナチュラル雑貨をきれいにディスプレイできる簡単なコツ

ナチュラル雑貨を使ってお部屋をきれいにディスプレイしてみたけれど、なんとなくしっくりこない経験をされた方は多いのではないでしょうか。
インターネットや書籍などで紹介されているようなセンスの良さを感じられるお部屋にするにはいくつかのコツがあるのです。

初心者の人はいきなりお部屋全体を変えようとするのではなく、一部のスペースをお気に入りのナチュラル雑貨で飾ることから始めましょう。ここで大切なのは全体の調和性です。材質にしても木を使えば柔らかく温かみのある雰囲気となり、金属を使えばクールでシャープな雰囲気となります。

様々な材質を混在させてしまうとよほどのセンスがない限り、空間全体がまとまらず、コンセプトが不明確になってしまいます。まだ慣れないうちは同じ素材のナチュラル雑貨で揃えて、調和を意識しましょう。色もあまり多くを使いすぎるとまとまりに欠けるので、同系統の色に1色だけ際立つ色を使う程度がいいです。

ワンポイントで変化を付けたいのであればガラスがお勧めです。透明感があり爽やかでそれほど重厚感がないのでどのような材質にもなじみ、日の当たる場所では乱反射して光の演出も見せてくれます。無機質感が気になるのなら、調和を崩さないような色や形状の観葉植物を置くと和らぎます。

配置の仕方も大切です。例えば、同じナチュラル雑貨が複数ある場合、等間隔に並べれば規則性が感じられ空間全体がすっきりとします。
様々な大きさや高さのものを無造作に並べるよりも、ある程度の秩序を持たせる方が美しく見せることができます。

人間の視覚は目の高さに最も注意が惹きつけられるので、飾り棚にナチュラル雑貨をディスプレイするときは、自分が最も見てもらいたい主役を目線を意識して置くようにします。

書籍などを雑貨と組み合わせてディスプレイする場合は、いかにも重そうな本は下段に配置しましょう。無意識的にこれは重そうだと感じるものを上の方に配置すれば不安定感が感じられて落ち着かない気分になってしまいます。心地よい空間を意識するためには、自然な感覚に逆らわないように配置することが必要です。

ナチュラル雑貨のディスプレイは最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、小さな空間から初めて自信が持てたらお部屋全体にチャレンジしてみましょう。
写真を撮ってフレームの中に置いて見てみると、実際に見たときには気づかなかった改善点が見つかるかもしれません。何度も繰り返して、季節の移ろいに合わせて表現できるほど上達すれば毎日の生活がより楽しくなると思います。